松阪三珍花 とは ーーー
松阪三珍花とは、江戸時代後期に紀州藩松坂(現・三重県松阪市)で選抜育成された3種の古典園芸植物で、松阪ナデシコ・松阪ハナショウブ・松阪キクの総称です。いずれも花弁が垂れ下がる独特の特徴を持つ銘花です。一般的にこれらは、伊勢撫子・伊勢花菖蒲・伊勢菊とも呼ばれていますが、近年市販されている伊勢撫子や伊勢菊など伊勢系の中には本来の特徴が明瞭ではない種々雑多な品種・系統が混在しています。私達は、松阪に発祥ルーツをもち長年にわたって保存育生されてきた古花品種を中心にして、3本仕立てによる天地人作り等の独自の栽培法を受け継いで育てられているこれら3種の正統な古典園芸品種を「松阪三珍花」と呼んでいます。「松阪三珍花保存会」では、毎年三珍花植物をそれぞれ育生し花を展示鑑賞すると共に、貴重な伝統的遺伝資源と古典園芸文化を守り育てるため活動しています。
- この3枚の絵は三珍花会員・出口美幸さんの作品 (2010年) です。画像をクリックすると拡大表示されます。
- このホームページに記載している記事内容の多くは、下記の冊子「松阪三珍花」から引用されています。
- 森 智子著「松阪三珍花」(平成7年刊行)この冊子を開く
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