松阪撫子

 松阪三珍花保存会 公式ホームページ

松阪ナデシコ

松阪撫子の由来

1830年(天保元年)頃、松阪に住んでいた紀州藩士・継松栄治(1803〜1866)は、長年にわたって栽培していた河原撫子の中から、花弁が深く切れ込み縮れて長く垂れ下がるものを見付け、これの育生選抜を重ねて松阪撫子を作出したと伝えられています。また一説には、中国から伝わったセキチク(唐撫子)との交雑から育成されたとも言われています。松阪ナデシコの本当の由来は、DNA遺伝情報の解析を行うことにより、いずれ近いうちに明らかにされることでしょう。「松阪撫子」の名称については、一般的に「伊勢撫子」とも呼ばれてきましたが、この両者は植物学的には同じ園芸種に属するものです。松阪が発祥の品種系統であることから、発祥地名を冠する「松阪撫子」が、厳密な意味ではより適切な名称であると私達は推奨しています。
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  • 写真・神山

松阪撫子の特徴

(1)草姿は柔軟で茎が細く、葉は黄緑色で細長い。
(2)花弁は一重の5〜6枚で、肩張らず柔らかく縮れて垂り、長いものでは15〜20cmになる。
(3)花色は、白、桃、朱、薄赤、紅、藤など多彩である
(4)色彩は単色を貴び、花弁の基部に蛇の目模様がないものが良いとされる。
(5)開花始めには絹糸が絡んだような花弁の塊で、自力では花弁が展開しにくいので、咲きかけの時に爪楊枝などで一本ずつ丁寧にほぐしてやると、長く伸びて垂れ咲きとなる。

白撫子P1010020.jpg写真・神山ピンク撫子DSC03331.jpg写真・神山1005 米川ナデシコ.jpg写真・米川IMG_0462.jpg写真・神山
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松阪の人達に親しまれている松阪撫子

三珍花会員・杉本洋子さん作「撫子短歌」(2010年)
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毎年5月にミズ・ネットワーク松阪の主催で「松阪撫子どんな花?祭り」が開催され、「なでしこ姫振袖道中」が松阪市内でくり広げられます。
写真をクリックすると拡大表示されます。                          (写真は2007年5月20日撮影・神山)
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